膨張材協会について
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ご挨拶
日本の社会インフラは、第二次世界大戦でズタズタに破壊されましたが、戦後の奇跡的な高度成長で短期間に見事な復活を遂げたことは周知のとおりです。
しかし、戦後約70年を経過した今、社会インフラの急速な老朽化は、人身事故や交通・物流の遮断を招くなど社会問題化する事となり、国土交通省では2014 ~ 2020年度を計画期間とするインフラ長寿命化計画を策定するなど、今後社会インフラの老朽化対策が官民挙げて日本の喫緊の課題とされるようになりました。 当協会は、1976年より、場所打ちコンクリートのひび割れ低減、コンクリート製品へのケミカルプレストレスによる曲げ耐力向上といった効果をもつ『膨張材』の技術開発・普及を目指し発足致しました。 コンクリート用の混和材料では数少ない日本工業規格(JIS)も関係各位と当協会が協力して1980年に制定され、2017年にも改定が行われる予定となっています。 今後とも当協会では、全国に所在する実績や技術力のある会員各社のネットワークをベースに、常に変化・進化するコンクリートのひび割れ低減ニーズに対してPDCAサイクル活動を行い、コンクリート長寿命化をもたらす事の出来る技術集団として活動して参りたいと思います。 |
目的
当協会は、膨張材の品質及び設計・施工に関する調査研究及び技術開発を行い、その成果の普及を図ることにより、安全で良質な『膨張材』の供給に貢献し、より品質の高いコンクリートの製造に寄与することを目的としています。
協会の取組み
当協会は、協会の目的を達成するため、次に掲げる事業を行っています。
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